暮らしを磨くとき

理想は丁寧な暮らしをする上品レディ。愛するくらしを実現するための生活記録。

30歳目前。理想の女を目指します。

この間、いつものように仕事中、暇な時間にインスタを見ていて、おすすめポストの中にあった「30歳になるまでにしたいことリスト」がふと目に止まった。

「あー、こういうのいいな~。私も考えてみたいな、もうすぐ30だし……

てか今年だし……え、今年?

え…?待って待って…いやいや……(笑)

ほんとに待って30歳まであと5か月もないじゃん

 

私が見たインスタのポスト、投稿していた方は27歳くらいだったと思う。

長期スパンじゃないと到底叶いそうもない夢なんかも書いてあって、そのキラキラした感じを「いいな~」と思った。

ところではじめまして、私どくちゃん。今、29歳7か月とちょっと。

え、待って待って30歳まで時間がないんですけど。 

 

……。

 

コロナの流行によって、生活が大きく変わったこの4年。今の私の目の前には、たくさんの「こんなはずじゃなかった」が山積みになっている。

 

私が今お世話になっている会社に派遣スタッフとして入社したのは、コロナ流行のたった3か月前。長くフリーターとして暮らしていたが、「もういい加減にその日暮らしはやめて生活を安定させたいし、なんなら毎日オフィスカジュアルなおしゃれなんかもしちゃって、オフィスに咲く一輪の花になっちゃおっかな~♪」なんて思っていた。

2月中旬、コロナ流行のニュースが席巻していていたとき、職場から2週間の自宅待機の御触れが出た。何もすることがなくなった14日間、一度も化粧なんてしなかった。毎日毛玉がびっしりついたもこもこのパジャマを着て続けていて、おしゃれな服は着なかった。

結局仕事は在宅ワークメインに早々に切り替わり、それは今でも続いている。もともと大好きだった服やメイクは、やる気があるときにするものに変わった。

 

大好きな映画も、観る機会が減った。当時は何のサブスクも利用していなかったから、ツタヤが閉まってしまいDVDを借りることができなくなってしまったせいだ。

「どんなに疲れていても、週末にまとめ借りてしまった5本は絶対に観る」と、仕事終わりに映画を観るあの時間がとても好きだった。でも、「観ない生活」は驚くほど簡単に出来上がってしまった。

 

コロナ禍らしい生活をしているうちに「仕事以外のことはしない平日」がどんどん増えて、人に会う機会はどんどん減って、そうしているうちにだんだん外に出ることが億劫になって。そんな生活を4年近くもしているうちに、私は立派な干物女になっていた。そして開き直った。「だいじょーぶっしょ、まだ20代だもんねっ★」

 

ちがう。絶対そうじゃない。20代って…20代ってもっと体力とか気にせずワーッと楽しく遊んだり、ちょっと派手目なファッションやメイクもチャレンジで楽しんでみちゃったり、「年齢的には大人だし~社会人だし~ちょっと頑張んないとかな~(笑)」とか言いつつ、結局オールして記憶全部飛ばしちゃうみたいな……、大人だったらどこかで帳尻を合わせないといけないことを、取り戻さないままでも過ごしていける無敵の年代だって私は思う。

そして私は、その無敵に拍車がかかる20代後半を、干物女として過ごしてしまった。「コロナじゃ仕方ないよ……」やさしい人はそう言ってくれるかもしれない。でも私は、それに納得して、これからも怠惰な生活を続けていく自分には、ぜひともNOを突きつけたい。

 

そういうわけで、この4年で私がなくしてしまった暮らしのあれこれを取り戻しつつ、ずーっと理想と語り続けていた「丁寧な暮らし」「上品な女性像」を、30歳になるまで、そして30代に突入してからもじゃんじゃん実現していくべく、久しぶりにブログを始めることとしました。

想えば、派遣とはいえライター業をしているから、仕事を抜きにして「書く」ことからもすっかり離れてしまっていた身です。もともと書くのは好きだった。取り戻していきたいね。

ここが私の「充実した人生」の記録、そして基盤になっていけば、と思います。

 

毎日更新できるかな?できるといいな。できなかったら2日にいっぺん、いや5日にいっぺん……軟弱者ですけど、どうか見守っていただけたらと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

どくちゃん