暮らしを磨くとき

理想は丁寧な暮らしをする上品レディ。愛するくらしを実現するための生活記録。

こころとからだのからだ編

ちょっと調子を崩していて、更新が3日ほど空きました。木金と原因不明で頭が痛く、「私が何をしたっていうんだ……」というある意味強気な姿勢から、薬が効かないことへの不安で「もしかしてくも膜下出血とか起きてるんじゃないか……」とめそめそしておりました。土曜には治ったので、仕事のストレスかなぁ。確かに木曜日、ちょっとパニックになる感じのいや~な事態が起こりまして……今回は自分の不注意の面が大きかったので思ったよりダメージ食らっていたのかもしれません。まだたまに頭痛はするものの、もう大丈夫そうなので、今日からまたぬるりとブログを再開してまいります。

そんなこともありつつ、昨日は健康診断を(なんとタイムリーな)受診してきました。私は基本的に栄養不足で不健康な自覚があり、かつ痛いことがとても苦手。フリーターの身分に甘んじて大学卒業以後7年近く、一度も健康診断を受けずにいたのです。ですがちゃんとした派遣会社に所属するとそうもいかず、毎年決まった時期になるとお知らせが届くように。当然のように無視していたのですが、去年あたりから「義務なのでちゃんと受けてね」のメールが届くようになってしまい、「タダだしまぁ……」と渋々受診するようになりました。

別に病院が嫌いなわけではありません。ただこれまで、「なぞに頭が痛い」「なぞに吐き気が止まらない」「職場に着くとおなかが痛くて動けない」などなど、あらゆる受診結果を「ストレス」で片づけられてきた私。実際ストレスには弱いし、体調を崩すときには思い当たる出来事もちゃんともある分、「片づけられてきた」というとお医者様には少々横暴に感じられるかもしれませんが、患者の言い分なんていつでもこんなものです。そんなわけで、健康診断を受けたところで、と思っていたし、今も少し思っています。

私の社会人になっての健康診断デビューは昨年11月だったのですが、これがなかなかのトラウマで、今回よく受ける気になったなあと自分をほめてあげたい心地です。会場は混んでるし、採決痛くて怖いし、よくわからない器具を付けられる心電図とかおっかないし……でも何と言っても一番は胃レントゲン。思い出すのも嫌。まじもんのトラウマです。

大人の皆さんが時折、「バリウムおいしい、おいしくない論争」を繰り広げているのを飲みの席などで聞いたことありますが、あれをおいしいと思える人間の気が知れません。何あの白くて重い飲み物。白い飲み物はカルピスと濁り酒しか飲めない人間からしたら得体が知れなさ過ぎて恐怖です。

そんで何が一番嫌かって、バリウムよりも炭酸の粉です。自慢じゃありませんが、私は具合が悪くて病院に行った際「お薬なんですけど、粉薬が飲めないんで錠剤出してもらってもいいですか」と自己申告をしております。粉状のものを粉のまま口に入れる行為自体、もう15年以上していないはず。それが、「胃の写真を撮るからこの白い泥っとしたまずい液体を飲んだ上に、粉を粉のまま飲みなさい」ときた。拷問です。戻しそうになりながらなんとか粉を飲んで、バリウムはほんの少しだけ量をちょろまかしました。

もうここまでで息も絶え絶えなのに、そこからぐるぐると台の上で転がされ、あの時間が私には何時間にも感じられました。口の端に残ったバリウムがずっとまずいし、胃もむかむかし続けていて、「はい、いいですよ~」と技師さんに声をかけられた後も「うぐぅ……」と唸ることしかできず。「大人はこれを毎年一回必ず受けているの?正気で?なんで?」たかが胃レントゲンではあるものの、私にはあまりにショッキングすぎて、5歳児のようにぐずぐずと泣きながら帰宅する始末。帰宅すると休みの彼があたたかいうどんを作って待っていてくれて、どんなに嫌だったかを話しながらうどんをいただきました。そしてそのあとすぐ仕事!ひぃ~、タフ!

回想してみると振る舞いが5歳時過ぎて赤面必死ですが、いい教訓になりました。私は大人にはなれない。そして、昨日の健康診断では「胃レントゲンは抜いてもらっていっすかねぇ」とコースから早々に除外していただきました。おかげで29歳女性のまま、健康診断を受けきることができました。いつか胃が爆発して死んだりしませんように。

 

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