暮らしを磨くとき

理想は丁寧な暮らしをする上品レディ。愛するくらしを実現するための生活記録。

こころとからだのこころ編

昨日は健康診断に行った話を書いた。タイトルを「からだ編」としたので、今日は「こころ編」について書いていく。(私の体の健康についてはあと3週間ほどで結果が送られてくるのだが、おそらく所見なし、数値としてもおおむね健康といった結果が届くことだろう。)

健康診断の日は、有給を取得したため終日休だったが、午前中に受診しており、思ったよりも早く事が済んだため、正午前には体が空いた。まっすぐ帰ってもよかったが、「早く終わって体に元気が残ってたら、心の元気もチャージしちゃいたいな~」と少し前から計画していたのだ。

ところで皆さんが「心に元気をチャージする」としたらどんなことをするだろうか?カフェに行っておいしいコーヒーを飲んだり、家でのんびり本を読んだり、スーパー銭湯岩盤浴に行ってデトックスしたりすることかもしれない。どれもとても良い、私も大好き。ただ、私にとって一番心が元気になることと言えば、「ディズニーリゾートに遊びに行くこと」なのだ。ミッキーマウスに会えば、心が満たされ、ありとあらゆる問題が解消されるのだ。

健診終了後、いまだかつてないほど急いで着替え、急いで電車に乗り、舞浜へと向かった。今回胃レントゲンは拒否したものの、血も抜かれているし、慣れない婦人科健診も受けたため、最大限体力を温存できるように、ディズニーリゾートラインに乗ってディズニーシーを目指した。パークに着いたのは12時半ごろで、梅雨時期とは思えない見事な晴天と暑さだ。う~ん、インパ日和!

ブログではまだ触れていないが、私はいわゆるDヲタと呼ばれる、大のディズニー好きである。オタクと呼ばれる人種のご多分に漏れず、パークに関してはかなり詳しい自覚も自信もあるため、人と行くとどうしてもガイド役に回ってしまい、自分よりも同行者の希望優先になってしまうことに少し悩んでいた。(それはそれで楽しいので全く問題はないんだけどね)そして、かねてより憧れだった「ソロディズニー」をついに今年の4月に実現し、それ以降一人で入園することに全く抵抗がなくなった。ディズニーに行くにあたり、「誰」と「いつ」行くのかといったことを決めなくていい分、ずいぶんディズニーの敷居も低くなったものだ。

私がパークに一人でいるときに、何をしているかというと、ほとんどすべての時間をミッキーマウスに捧げている。言い方を変えると、ミッキーマウスに会えるグリーティング施設に居続けている。アトラクションに目もくれず、食事とトイレの時間以外はただひたらすら、数十分待ってミッキーマウスに数分会い、また数十分待ってミッキーマウスに会う、を繰り返している。私はDヲタの中でも、ミッキーマウスを愛してやまない「ミキオタ」と呼ばれるオタクなのだ。

「そんなにミッキーに会って何がしたいの?(笑)」と人に聞かれる。「もったいなくない?(笑)」と言われたこともある。どうするも何も、「会いたい」だけだし、断じてもったいなくなどない。私にとって、ミッキーマウスは栄養そのものであり、かつ、唯一無二の特効薬なのだ。待ち時間が長くて足が棒のように疲れていても、ミッキーマウスが腕を広げて待っていれば走って飛び込める。緊張のあまり「ごごごご無沙汰しております……」などと口走って恥ずかしい思いをしても、ミッキーマウスが笑ってくれれば、そんなことはもうどうだっていいのだ。恥なんか誰でもかくものだとさえ思える。

そういうわけで、当然のごとく月曜日も12時半~グリーティング施設がクローズする20時ごろまで、ほとんどずっとミッキーマウスに会い続けた。先月はパークに行けなかったため、キャラクターとのハグが解禁されて初めてのグリーティングだった。緊張とこの上ない多幸感、ハグから得られる栄養が多すぎて、死ぬかと思った。人生でこんなに「この日を待ってた」と思う日はもうそうそう来ないと思う。

グリーティング施設のクローズを確認すると、面白いくらい、体中にどっと疲れが降ってきた。午前中の健康診断でやはり体力は削られていたのだ。さらに梅雨時期とは思えない日差しと気温で、汗をかいた体はべたついていて、日焼けをしたのか肌もピリピリと痛い。人の流れがかなり落ち着いたパークをゆっくりと歩きながら、今日のグリーティングがどんなに素敵だったかを振り返る。体は疲れているし、足も重たかったけど、心だけはとてつもなく軽くて、今にもスキップできそうな心持ちだった。

体だけが健康でも、それは真の健康とは言えない。心と体の両方が元気にあふれていてこそ、健康というものだ。少し弾丸すぎたのは否めないが、年に1度くらいなら、心と体のケアをいっぺんにしてあげるこんな日があってもいいな、とお土産を抱えながらそっと思った。

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