暮らしを磨くとき

理想は丁寧な暮らしをする上品レディ。愛するくらしを実現するための生活記録。

6月にあたって

6月が来た。梅雨だ。梅雨梅雨。「梅の雨」って漢字がかわいいし、「つゆ」って響きもかわいい。私の一番好きな花はあじさいなので、街のいたるところで好きな花が見られるのもうれしい。家にいる分には雨も好きだ。弱い雨の日は部屋中がシンとなるのがいいし、強い雨の日は雨音を聴いていると心が落ち着く。梅雨は好き。ただ、体が追い付かない。

低気圧がだめなのだ。とにかく体と頭がだるくて重たく、ぼーっとしてしまってやる気が出ないし、すぐに微熱が出る。最近でこそ「低気圧不調」とか「気象病」とか名前がついたが、世間へ浸透しているかと言われると疑問なので言い出せず、日中無理をしてしまって夜動けなくなってしまうことが多い。(「体調不良で休みます」は全然言えるんだけど、次の日職場の人に「どうしたの?」って聞かれるのがやなんだよね……。別に正直に言う必要ないのはわかってるんだけど「低気圧に弱くって……」って言って反応が「はぁ?」とかだったら、小心者の私はもう二度と低気圧不調で休めなくなっちゃうわ(笑))

30歳になるまでの残りの4か月間、なるべくなら体質改善をしたいと思っている。このブログを始めたのも、「丁寧な暮らしをする」「上品な女性になる」という自分の2大理想を叶えるきっかけになればと思ってのことだったが、自分のしたいことをしてあげるためにはこの疲れやすすぎ、刺激に弱い体を何とかしないといけない。すでに「無理無理無理……梅雨、まじで無理……今すぐ布団に行かせてこのまま一生出さないでください……」と私の体はおっしゃっているが、そういうわけにはいかないのだ。「梅雨だ!あじさい見たい!青いあじさいに見に行こうよ!そんで~、あじさいパフェとかかわいいの出してるカフェで、あじさいブレンドみたいなコーヒー飲んで、雨の鎌倉を散歩するの~♪」と、ガンガン行こうぜモードの気持ちのほうに、できれば足並みをそろえていきたいものだ。

よくわかっていないことをブログに書くのはどうなんだろうとも思うが、低気圧不調は、内耳から来るらしい。内耳が「気圧低いよ~やる気でないよ~」と自律神経に愚痴をこぼし、ある時は「まじ~?じゃあ内耳ちゃん今日は休みなよ!仕事はこっちでやっとくからさぁ!頑張っちゃうでーい!」と興奮し、またある時は「そっか~、急ぎの仕事とかないよね~?んじゃ今日はもう終業しちゃうか~。私もやることないし(笑)」とゆったりとしだすことで、体の主である私たちの頭が痛くなったり、眠くなったり、ぼんやりしたりしてしまうといったところらしい。交感神経がどうのとか、副交感神経がどうの、といった感じなんだそうだ。(私の解釈です。全然違うかもしれないので、絶対あてにはしないでね)

正直、自律神経が絡んできてしまうと、もうどうにもできなくない?と諦めたい気持ちもある。直接薬が塗れるわけではないし、もともとストレスで体調を崩しやすい質なので、私自身が低気圧不調を「体質」と諦めてしまっている節がある。ただ、調べてみると耳のマッサージをしたり、朝ご飯をちゃんと食べたりすることで、低気圧不調はある程度改善されるそうだ。根本の解決にはならないのかもしれないが、思わぬところで体質改善のハードルの低さを見た。しかも朝ご飯をちゃんと食べるって、丁寧な暮らしっぽい!私は今、「できるかもモード」に大きく傾いている。体に引っ張られて気持ちもだれやすい梅雨時期に珍しく、私の気持ちは今非常に前向きなのだ。

思い付きだったがブログを始めて、自分の気持ちややりたいことと向き合うための場を作れたのは大きかった。今まで通りにぐうたらやっているとブログを書く時間がないから、時間の使い方も見直してみようかなという気持ちになっているし、丁寧な暮らしを目指すと銘打ってしまったからにはそこを目指さなくてはいけない、という意識も少なからず芽生えている。面倒くさくてずっと避けてきた「自分と向き合う時間」を、ブログを通じて暮らしの中に作り、今まさに取り組もうとしている自分をこうして書き残しているわけだ。心と向き合えるなら体とだって向き合えるはず。というか、向き合ったほうが俄然いいと思う。「心の赴くまま」を体現するには、ある程度の体力はやはり必要だし、「今ならできる」を私が無視してはいけないのだ。

低気圧に勝ちたい。低気圧に勝った体で、きれいに咲いた青いあじさいを見に行きたい。

 

6月もどうぞよろしくお願いいたします。